「似ているデザインでも、値段の違いがあるのはなんで？」
「結婚指輪の相場ってどれくらい？」
などなど、結婚指輪の値段について分かりにくいという方もいらっしゃいます。
結婚指輪の値段はどうして違うのか。
これが分かれば結婚指輪選びの参考になると思います。
ぜひ最後までご覧ください。
相場はどれくらい？
まずは結婚指輪の相場をご紹介。
ゼクシィ結婚トレンド調査2021によると、2本で25万4000円という結果がでています。
「結婚指輪の値段は２本（ペア）で２５万円くらい」を購入時のイメージにしてみてください。
▶【長野市】知っておきたい結婚指輪の相場｜金額別のおすすめデザインもご紹介します
結婚指輪の値段はなぜ違うのか？
素材や製造方法によって値段は変わります。
大きく分けると以下の４点。
この４点を読んで頂ければ結婚指輪の値段の違いが分かります。
１素材の違い
２製造方法の違い
３宝石の量
４指輪の幅・厚み・サイズ
１．素材の違い
結婚指輪の値段を左右する素材。
ブランドによっても異なりますが、結婚指輪に使用される素材はプラチナ（Pt950・Pt900）、ピンクゴールド（K18PG）、イエローゴールド（K18YG）が一般的。
サイズやデザイン、指輪の幅等によっても変わりますが、プラチナの結婚指輪が一番高くなります。
▶お客様事例結婚指輪はプラチナ？ゴールド？決められません・・・
「なぜプラチナが一番高いの？」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
その理由は希少性です。
採掘場所も限られており、採掘量も少なく、1トンのプラチナ原鉱石から約3g（結婚指輪１本分）しか採れないとても希少な金属です。
純度によっても値段は変わる
純度とは１本の結婚指輪にどのくらいの割合でプラチナ（純プラチナ）や金（純金）を含んでいるのかを表しているもの。
Pt900よりPt950の方が値段が高くなるのは純度の違い。
分かりやすく言うと、「希少なプラチナをたくさん使用している（95％）から高い」のです。
【プラチナ】
Pt950（純度95%）・・・95%がプラチナ、５%が割り金
Pt900（純度90%）・・・90%がプラチナ、10%が割り金
【ゴールド】
K18（純度75%）・・・75%がゴールド、25%が割り金
「なんで純度100%じゃないの？」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
プラチナやゴールドは柔らかい性質を持つため、「割り金」と呼ばれる他の金属を混ぜ、硬度を高めているのです。
それが純度100%ではない理由です。
２．製造方法の違い
また、結婚指輪の作り方には鋳造（ちゅうぞう）と鍛造（たんぞう）の２つの製法があり、それによっても値段が変わります。
一般的に、鍛造製法の方が使用する金属が多く手間暇がかかるため、値段が高くなる傾向があります。
①鍛造製法とは
鍛造製法という名前の通り、金属に圧力を加えて圧縮し鍛えて作る製法です。
そのため、金属の密度が高くなり、歪みにくく丈夫な結婚指輪になります。
どっしりとしたストレートのデザインが多く、強度があり程良い重厚感と滑らかな着け心地が特徴です。
鍛造製法のおすすめブランドはフラー・ジャコーです。
メンズリング Pt950 ￥281,600（税込み）
レディースリング Pt950 ￥435,600（税込み）
※素材やサイズによって金額は変わります。
▶「フラー・ジャコー」のブライダルリングコレクションはこちら
メンズリング Pt950 ￥176,000（税込み）
レディースリング Pt950 ￥222,200（税込み）
※素材やサイズによって金額は変わります。
②鋳造製法とは
溶かした金属を鋳型に流し込み、冷やして固める製法のこと。
鍛造製法に比べてコストがかかりにくく、ウェーブやV字などの複雑なデザインも作成可能です。
ウェーブやV字のデザインが多いおすすめブランド「カフェリング」。
～聖夜に流れる星～
メンズリング Pt950 ￥141,900（税込み）～
レディースリング Pt950 ￥148,500（税込み）～
※素材やサイズによって金額は変わります。
▶極上の着け心地！おすすめの結婚指輪ブランド「カフェリング」のブライダルコレクションはこちら
３．ダイヤモンドの量
指輪に使用するダイヤモンドの量によっても値段は変わります。
１石より３石、3石より５石と、ダイヤモンドが多ければ多いほど値段は高くなる傾向が。
特に、エタニティリングのようにダイヤモンドがたっぷりセッティングされたデザインはぐっと値段が上がります。
ダイヤモンドが綺麗なブランドでおすすめなのがロイヤル・アッシャー・ダイヤモンド。
【ロイヤル・アッシャー・ダイヤモンド エタニティリング JRA0332BP】
Pt950 ￥330,000（税込み）
※素材によって金額は変わります。
４．指輪の幅・厚み・サイズの違い
また、指輪の幅や厚み、サイズの違いによって使用する金属の重量が異なるため、値段の違いが生じます。
例えば、メンズリングとレディースリングの指輪の幅や厚みが同じでも、サイズが大きい方が値段は高くなる傾向にあります。
国内で人気の高いブランド「俄」で指輪の金額の違いを見てみましょう。
～新緑の葉 ひかりあつまり～
メンズリング Pt950 ￥138,600（税込み）
レディースリング Pt950 ￥134,200（税込み）
※素材やサイズによって金額は変わります。
一方、メンズリングとレディースリングの指輪の幅や厚みが似ている場合は、ダイヤモンドがたっぷり入ったデザインの方が値段が高くなる傾向にあります。
～私の心に咲いた たったひとつの花～
メンズリング Pt950 ￥143,000（税込み）
レディースリング Pt950 ￥152,900（税込み）
※素材やサイズによって金額は変わります。
また、レディースリングよりメンズリングの方がボリュームのあるデザインの場合、男性の指輪の方が値段が高くなります。
～初々しさは薄紅の桜の如く～
メンズリング Pt950 ￥173,800（税込み）
レディースリング Pt950 ￥145,200（税込み）
※素材やサイズによって金額は変わります。
終わりに
いかがでしたか？
今回は結婚指輪の相場や、値段の違いについてご紹介してきました。
結婚指輪の相場は2本で約25万円。
しかし、選ぶ素材や製造方法、宝石の量や指輪の幅などによって値段は変わります。
素材では希少価値が高いプラチナが一番高価に。
また、ダイヤモンドなどの宝石がたくさんセッティングされている指輪や手間ひまかかる製造法で作成された指輪も値段が高くなる傾向にあります。
結婚指輪の値段はどうして違うのかが分かると、指輪を選ぶ際の参考にもなりますね。
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