婚約指輪におすすめ！世界三大カッターズブランドとは？

婚約指輪／エンゲージリング

世界的に優れたダイヤモンドのカット技術をもつ「世界三大カッターズブランド」をご存じでしょうか？

自社に高度な技術を持ったダイヤモンド研磨士（カッター）が所属し、ダイヤモンドを原石から綺麗に輝く形へとカットを施すブランドを「ダイヤモンドカッターズブランド」と呼びます。

今回はその中でも、婚約指輪を選ぶ際に絶対に見るべき！「世界三大カッターズブランド」と称される、３つの優れたブランドの魅力と違いを、徹底解説していきたいと思います。

世界三大カッターズブランドとは？

世界三大カッターズブランド

ロイヤル・アッシャー・ダイヤモンド（オランダ・アムステルダム）

ラザールダイヤモンド（アメリカ・ニューヨーク）

モニッケンダム（イギリス・ロンドン）

これらの３ブランドが世界三大カッターズブランドと称されているブランドです。

どのブランドも100年以上の歴史をもつ老舗のブランドで、ダイヤモンドに対する情熱と技術力の高さは世界トップレベル。

また、ダイヤモンドのカットの開発や評価基準の確立など、ダイヤモンド業界に大きな影響を与えたことでも知られています。

数々の功績や、長年にわたるダイヤモンド業界に貢献してきたことで信頼され、「世界三大カッターズ」と称されるまでのブランドになったのです。

それでは早速、それぞれのブランドの詳細やダイヤモンド業界に与えた影響について解説していきたいと思います。

1854年創業、2024年2月には170周年を迎えたブランドで、オランダ・アムステルダムに本社を構えています。

オランダ王室の女王陛下より、一業種に一社のみに与えられる“ロイヤル”の称号を授けられた、唯一無二のダイヤモンドジュエラーです。

世界各国の王室からも愛されている、まさに”ロイヤル”に相応しいブランドです。

ロイヤル・アッシャー・ダイヤモンドは、1908年に史上最大のダイヤモンド原石「カリナン」のカットを成功させたことでも知られています。

コンピューターのない時代に、「カリナン」のカットを成功させたロイヤル・アッシャー・ダイヤモンドは、世界最高のダイヤモンドカッターの名声を得ています。

1903年にラザール・キャプランにより創設された、アメリカ・ニューヨークのブランドです。

“The World’s Most Beautiful Diamond.® ”「世界で最も美しいダイヤモンド」と称されています。

世界一権威のある鑑定機関、GIA（米国宝石機関）の設立にも大きく貢献しました。

そして、婚約指輪を選ぶ際に必ずといっていいほど耳にする、ダイヤモンドの評価基準である「４C」。ラザールダイヤモンドはこの４Cを確立したことでも知られています。

1890年創業。イギリス・ロンドンに本社を構えています。

「原石に命を与える」をカッティングポリシーとして、常にカッティング技術の向上に情熱を注いできました。そして、優秀なカッターを育成し英国のダイヤモンド産業の発展に大きな役割を果たしています。

また、世界中がモニッケンダムの技術力の高さに驚いた出来事が「世界最小のフルカットダイヤモンドへの挑戦」。

1965年に、キース・ボーエンという職人が直径１mmにも満たない1/607カラットに、58面体のフルカットを施すことに成功しました。