婚約指輪を購入するとき、選ぶ基準のひとつにダイヤモンドの大きさや質があります。
どこのお店に行っても、その判断基準として必ず「ダイヤモンドの4C」というワードがでてきます。
「4C」とはダイヤモンドの価値を表す評価基準のことです。
一般的に4Cのグレードが上がると稀少性が高くなるとされており、 各要素とグレードを知ることはダイヤモンド選びには欠かせません。
今回はそんなダイヤモンドの評価基準となる「4C」について解説します。
これから婚約指輪を選ぶ方は必見です！
▶▶婚約指輪をお探しの方におすすめのダイヤモンドカッターズブランド！
ダイヤモンドの「４C」とは？
カラット（Carat)、カラー（Color）、クラリティ（Clarity)、カット（Cut)の４つの項目からなりたっており、頭文字の「C」をとって「４C」と呼ばれています。
この基準は、世界で最も権威あるダイヤモンドの鑑定機関によってうみだされ、現在では国際基準になっています。
この４Cに沿ってグレーディングされ、ダイヤモンドの価格＝価値が決まります。
まずは４つの項目と詳細をご紹介します。
①カラット（重さ）
②カラー（色）
③クラリティ（透明度）
④カット（研磨）
①カラット
カラットは聞きなじみのある方も多い言葉ではないでしょうか。
芸能人や著名な方の婚約指輪をお披露目するときに「○○カラットのダイヤです」と話す会見シーンは、誰しも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
この「カラット」は一般的に大きさだと思われがちですが、実は「重さ」を表す単位となっており、1カラットは0.2グラムを表します。
ちなみにカラット数が上がるにつれて価格が上がるのは、大きいダイヤモンドが少なく、希少性が高くなるためです。
しかし、婚約指輪のダイヤモンドは「大きければ良い」というわけでもありません。もちろん大きなものは見栄えもしますが、贈る方の指のサイズやお手元とのバランスも大切です。
②カラー
カラーは、言葉そのままでダイヤモンドの色のことです。
ダイヤモンドは無色透明のものから黄色味を帯びているものまで様々。
多くのブランドはD～Gカラーの4つのグレードがついたもののみを扱っているため、黄色味はありません。
しかし、黄色味を帯びているものが悪いというわけではなく、黄色味が濃いものはイエローダイヤモンドやラッキーストーンと呼ばれ、価値も高くなります。
婚約指輪は「男性の純粋な気持ちを純白の花嫁様に贈る」という意味があるため、無色透明なグレードが好まれています。
③クラリティ
クラリティは、ダイヤモンドの透明度のことです。
内包物と呼ばれるいわゆる不純物がどれだけあるかを評価したもの。
天然のダイヤモンドは、もともと炭素だったものに強烈な熱と圧力が自然に与えられて結晶化したもの。
この過程で、ダイヤモンド内にインクルージョン（内包物）やブレミッシュ（表面上の特徴）ができあがるのですが、これらの量や位置、外観に与える影響を評価し、価値を定めます。
しかし内包物があるということは天然の証のため、あることが当たり前。決して悪いことではありません。
一方で内包物が少なければ少ないほど希少性が高くなることは事実で、少ないものほど輝きが増すグレードの高いダイヤモンドとなります。
▷▷▷一真堂で婚約指輪・結婚指輪を見る・探す▷▷ご予約フォーム
④カット
カットは研磨の状態を指します。
これまでお話しした、カラット・カラー・クラリティは原石の段階からほとんど決まっている天然の部分ですが、カットに関しては唯一職人の手が加わるところ。
実は4つの項目の中で最も輝きを左右する重要な項目です。
そのため、どれほどカラーやクラリティにこだわってもカットグレードが低いものは美しく輝かないダイヤモンドになってしまいます。
逆にカラーやクラリティにそれほどこだわらなくてもカットが綺麗だと最高に輝くダイヤモンドになります。
おわりに
いかがでしたか？
今回は、ダイヤモンドの４Cについてご紹介してきました。
しかし「グレードが高ければ良い」「高い婚約指輪なら良い」というわけではなく、ご予算や贈る方のお気持ちが一番大切です。
４Ｃだけにこだわらず、さまざまな視点から納得のいくダイヤモンド選びをしてみましょう。
〒381-0034 長野県長野市高田1737-1
TEL 026-263-5550
E-mailinfo@1sd.jp
営業時間 11：00～19：00
定休日12/31、1/1
